不動産登記
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共用根抵当権の債務者の相続について
不動産登記相続の基礎知識本日は、根抵当権の登記実務について、例をあげて考えてみます。 【例】AとBが債務者である根抵当権(元本確定前)について、Aに相続が開始し、6カ月を渡過した。Aの法定相続人はBとCであるが、そのうちBがすべての債務を承継する。 根抵当権設定 原因 年月日設定 極…
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不動産の持分更正登記
不動産登記文字をクリックすると項目にジャンプします 住宅ローン控除や贈与税に関連するケース (2021/04/02記載) 登記の申請の方法と関連先例について (2021/04/15更新) 住宅ローン控除や贈与税に関連するケースについて 事例 昨年、妻と共同…
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「共有者全員持分一部移転」?
不動産登記共有不動産の所有権移転登記について、以下のような場合を例に考えてみます。 持分2分の1 A 持分2分の1 B ①Aの持分をすべてCに売買するとき 登記の目的は「A持分全部移転」です。 登記の原因 年月日売買 権利者 持分2分の1 C 義務者 A …
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仮登記の抹消について
不動産登記仮登記とは、何らかの理由で登記のための要件を満たせないときに、将来の登記の順位等を保全するためにする登記です。たとえば、売買による所有権移転の登記をするにあたり、農地法の許可が下りない場合に仮登記を活用したり、死因贈与の登記について所有者の死亡を始期として仮登…
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地上権及び所有権を目的とする共同根抵当権設定について
不動産登記今回のお役立ち情報は、最近で言えば太陽光発電(売電事業)のご融資時の担保設定で散見します。 事例は下記の通りです。 概 要:Aが所有する甲不動産と、Aが地上権を有する乙不動産がある。 甲乙各不動産を、株式会社X銀行のために、…