相続手続きは誰がやる?長男・長女など一人に負担が集中するケースと解決方法
相続手続きは誰がやる?長男・長女など一人に負担が集中するケースと解決方法
親が亡くなった後、相続人が複数いるにもかかわらず、実際の相続手続きを一人で進めている方は少なくありません。
例えば、
「長男だから自分が全部やらないといけない」
「兄弟は県外に住んでいて、近くにいる自分が銀行や役所へ行っている」
「相続人の代表になったけれど、何をすればよいか分からない」
というお悩みです。
相続手続きには、戸籍収集、相続財産の調査、遺産分割協議書の作成、預貯金や不動産の名義変更など、多くの作業があります。
今回は、相続人の代表として手続きを進めている方に向けて、負担を減らす方法をご紹介します。
相続手続きは長男や長女がしなければならない?
結論からいうと、長男や長女だからといって、すべての相続手続きを行わなければならないわけではありません。
法律上、長男や長女が相続手続き全体を取りまとめなければならないという決まりはありません。
しかし実際には、
- 親と同居していた
- 実家の近くに住んでいる
- 兄弟の中で一番年上
- 親の財産をある程度把握している
といった理由から、特定の相続人が代表して手続きを進めるケースがあります。
最初は「自分がやればいい」と思っていても、手続きを進めるうちに想像以上の負担になることがあります。
相続人の代表者が行うこととは?
相続人の代表者として手続きを進める場合、一般的には次のような作業が発生します。
① 戸籍を集めて相続人を確認する
相続手続きでは、亡くなった方の出生から死亡までの戸籍などを収集し、相続人を確認する必要があります。
古い戸籍や転籍前の戸籍が必要になることもあり、慣れていない方には難しい作業です。
② 銀行や証券会社の財産を調べる
預貯金や株式などがある場合には、金融機関ごとに残高や必要書類を確認します。
通帳が見つからない場合や、証券会社が分からない場合には、財産調査から始める必要があります。
③ 他の相続人と連絡を取る
遺産分割協議が必要な場合には、相続人全員で財産の分け方について合意する必要があります。
遠方に住んでいる相続人がいる場合には、電話や郵送などで連絡を取りながら進めることになります。
④ 必要書類を準備する
遺産分割協議書、印鑑証明書、金融機関所定の相続届など、手続きに応じて必要書類を準備します。
書類に不備があると、再度取得や提出が必要になることもあります。
⑤ 銀行・証券会社・不動産の手続きをする
遺産分割の内容などに応じて、預貯金の払戻し、有価証券の移管、不動産の相続登記などを進めます。
金融機関が複数ある場合には、それぞれ手続きが必要です。
相続手続きの代表者にはどのような負担がある?
例えば、相続人が3人いて、亡くなった親の財産が次のようなケースを考えてみましょう。
- 銀行3行の預貯金
- 証券会社の株式
- 広島市内の実家
- 県外に住んでいる相続人2人
この場合、広島に住んでいる相続人が代表となって、銀行への連絡や書類の準備、他の相続人とのやり取りを行うことがあります。
仕事や家事をしながらすべて進めるとなると、大きな負担になる可能性があります。
また、代表者が預貯金の払戻しを受ける場合には、他の相続人への説明や分配についても注意が必要です。
相続人の代表者になったからといって、その人が自由に遺産を処分したり、分け方を決めたりできるわけではありません。
相続人間の合意や、必要な手続きに沿って進めることが大切です。
相続手続きを一人で抱え込まないためには?
相続手続きの負担を減らす方法として、司法書士などの専門家へ依頼することが考えられます。
特に、不動産だけでなく、預貯金や有価証券など複数の財産がある場合には、**「遺産整理」**としてまとめて依頼する方法があります。
遺産整理では、相続人の調査や相続財産の調査、金融機関の相続手続きなどを専門家がサポートします。
相続人の代表者が一つひとつの手続きを調べて進める負担を減らせることが、大きなメリットです。
司法書士に遺産整理を依頼すると何をしてもらえる?
司法書士法人いわさき総合事務所では、相続登記だけでなく、遺産整理のご相談にも対応しています。
例えば、
- 戸籍収集
- 相続人調査
- 相続財産調査
- 遺産分割協議書の作成
- 預貯金の相続手続き
- 株式・投資信託など有価証券の相続手続き
- 不動産の相続登記
など、相続に必要な手続きをまとめてサポートしています。
また、相続した実家の売却が必要な場合には、不動産会社などと連携した対応も可能です。
なお、相続人間で争いが生じている場合の代理交渉などは弁護士、相続税の申告は税理士といったように、必要に応じて他の専門家との連携も行います。
相続人が県外に住んでいても大丈夫?
広島で相続が発生しても、相続人全員が広島に住んでいるとは限りません。
例えば、
「長男は東京、長女は大阪、次男だけ広島に住んでいる」
というケースもあります。
このような場合でも、郵送や電話、LINEなどを利用しながら進められる手続きは多くあります。
当事務所でも、お客様の状況に応じてLINEや郵送などを活用し、できるだけ来所の負担を減らせるよう対応しています。
よくあるご質問
Q. 相続人の代表者は必ず決めないといけませんか?
相続手続き全体について、必ず一人の代表者を決めなければならないわけではありません。
ただし、金融機関によっては払戻金の受領者や連絡窓口となる代表者を指定する場合があります。
Q. 他の相続人が県外に住んでいても手続きできますか?
はい。手続きの内容によっては、郵送などを利用して進めることが可能です。
ただし、遺産分割協議が必要な場合には、相続人全員の合意が必要です。
Q. 相続手続きを全部司法書士に任せられますか?
司法書士が対応できる範囲の相続手続きについては、まとめてご依頼いただくことが可能です。
ただし、相続人間の紛争対応や相続税申告など、他の専門家への依頼が必要な手続きもあります。
Q. 相続人の代表者だけが相談に行っても大丈夫ですか?
はい。まずは代表者の方だけでご相談いただくことも可能です。
その後、必要な手続きや他の相続人の協力についてご説明いたします。
広島で相続手続きを一人で抱えている方へ
司法書士法人いわさき総合事務所は、広島市佐伯区五日市に事務所を構え、相続登記や遺産整理のご相談に対応しています。
当事務所では、単に不動産の名義変更を行うだけでなく、預貯金や有価証券などを含めた相続手続きをまとめてサポートしています。
「兄弟の代表として相続手続きを任された」
「仕事が忙しくて銀行や役所に行く時間がない」
「預貯金や株式、不動産の手続きを全部まとめてお願いしたい」
という方は、お気軽にご相談ください。
まとめ|相続手続きは一人で頑張る必要はありません
相続手続きでは、長男や長女、実家の近くに住んでいる方など、一人の相続人に負担が集中することがあります。
しかし、相続人の代表になったからといって、すべての手続きをご自身で行う必要はありません。
戸籍収集、相続財産調査、預貯金や有価証券の相続手続き、不動産の相続登記などを専門家へ依頼することで、ご家族の負担を減らすことができます。
司法書士法人いわさき総合事務所では、広島の相続・遺産整理をまとめてサポートしています。
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相続手続きを一人で抱えてお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
〒731-5127 広島市佐伯区五日市五丁目11番23号
(事務所1階に駐車場有)
広島市佐伯区五日市にある相続手続き・遺言書作成専門の司法書士法人「いわさき総合事務所」代表の岩﨑 宏昭です。
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当法人は、広島市佐伯区五日市の方々から多くのご相談を頂いております。
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