不動産登記
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➁不動産の持分更正登記(住宅ローン控除や贈与税に関連するケース)
不動産登記前回の続きです。 本稿では、申請書(申請情報)をご紹介しながら、先例をご紹介します。 (詳しくは前回の共有持分更正をご覧ください。) ================================ ・登記記録の所有者が下記内容になっています。 …
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共用根抵当権の債務者の相続について
不動産登記相続の基礎知識本日は、根抵当権の登記実務について、例をあげて考えてみます。 【例】AとBが債務者である根抵当権(元本確定前)について、Aに相続が開始し、6カ月を渡過した。Aの法定相続人はBとCであるが、そのうちBがすべての債務を承継する。 根抵当権設定 原因 年月日設定 極…
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➀不動産の持分更正登記(住宅ローン控除や贈与税に関連するケース)
不動産登記事例 昨年、妻と共同でマンションを購入しました。マンション購入費用は3,000万円で、夫である私が単独で住宅ローンで組みました。登記での夫婦の持分を2分の1ずつの共有名義としました。住宅ローン控除の利用をするため税務署にて手続きをしたところ、妻の持分が資金の割…
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「共有者全員持分一部移転」?
不動産登記共有不動産の所有権移転登記について、以下のような場合を例に考えてみます。 持分2分の1 A 持分2分の1 B ①Aの持分をすべてCに売買するとき 登記の目的は「A持分全部移転」です。 登記の原因 年月日売買 権利者 持分2分の1 C 義務者 A …
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相続登記義務化へ③
不動産登記相続の基礎知識相続登記義務化へ、閣議決定 相続登記義務化への動きが着実に進んでいます。 令和3年3月5日、以前の記事(その①、その②)で紹介した改正法案が閣議決定されました。政府は今国会中の成立を目指すとしています。 改正案では、相続による不動産の取得を知ってから3年以内、…