広域住民票の写しについて
本稿では、「広域住民票」についてご紹介しようと思います。
以前では、住民票の写しは、住民票の置かれた市区町村(住民登録地)の役所等でしか取得できませんでした。
しかし「広域住民票の写し」は、住民票の置かれた市区町村以外の全国の役所で取得ができるようになります。
不動産の売買(決済)は、必要な書類がそろえたうえで、人・モノ・意思を確認して行います。
そのため、そもそも必要な書類がそろっていなければ、決済が中止されたり、延期にならざるを得ないこともあります。
個人の方が不動産を取得する場合、住所を証明する住民票の写しは、不動産取引では主要な必要書類となります。
ですが、不動産の取引は必ずしも、本人の住所地の最寄りで行われるとは限りません。遠方で決済が行われることももあります。
そのような時に、万一住民票の写しをお忘れでしたら、ぜひ「広域住民票の写し」を決済場所付近の役所等で取得してください。
なお、広域住民票を取得する場合には、下記の事項にご注意ください。
➀請求できる人:
・本人、または本人と同一世帯の人 ※委任状による代理請求はできません。
➁請求に必要なもの:下記のいずれか一点
・マイナンバーカードまたは住民基本台帳カード(カードの暗証番号が必要です。)
・運転免許証、パスポート(その他官公署発行の顔写真付きの書類)
③その他注意点
・本籍、筆頭者の事項は『広域住民票の写し』記載されません。
最後に、当事務所のある、広島市の広域住民票についてのホームページをリンクとして掲載いたします。
ご参考にしてください。
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